カリキュラム
自然学習
1年間を通して四季の移り変わりや、生態系の変化をじっくり観察します。作業を通して、身体的には体幹を鍛え、思考力を高め、仲間を含めてさまざまな人との人間関係を築いていきます。随時参加することができます。以下は、大きな流れをまとめたものです。近年は気候変動の影響が大きく、臨機応変に作業内容を変えて対応しています。
4月～5月
畑の準備
体験内容
– Halu農法の畝立て体験（特許造成法に沿ったシンプルな畝づくり）
– 土の匂い・感触を五感で味わう
– 生き物観察
学び・効果のポイント
– 「土は生きている」＝土は多様な生き物の集合体＝を実感すること
– 理科（微生物、植物、動物、生態系）への興味
6月～7月
夏の植えつけ
体験内容
– 夏野菜（スイカ、トマト・キュウリなど）の定植（ていしょく）
– 草とり
– 作物の生育記録（観察日記）
学び・効果のポイント
– 植物の生長サイクルを理解する
-「生態系」の意味を知る
– 観察力・記録力
8月～9月
夏〜初秋
体験内容
– 虫や病気への対応を考える
– 自然栽培ならではの共生観察（虫取りではなく虫の役割を学ぶ）
学び・効果のポイント
– 問題解決力
– 命への敬意
-気候と生き物の関係性
10月～11月
収穫祭
体験内容
– 自分たちで収穫、調理体験
– 料理教室＆家族を招いた試食会
学び・効果のポイント
– 食育、達成感
– 家族や地域とのつながり
12月～2月
冬野菜の収穫と加工。春から冬の季節の変化の振り返り
体験内容
– 畑野菜（大根等）の収穫と漬物加工体験。
– 1年間の観察データ整理・発表会
学び・効果のポイント
– 四季を通じた先人の食生活の知恵を学ぶ
– まとめる力、プレゼン力
– 成果より「過程」の価値を学ぶ
3月
次年度準備
体験内容
– 種の保存・来年の計画
学び・効果のポイント
– 持続可能性への視点
– 新しい科学（量子物理学）の視点
2025年10月プレオープン
1. 栃木県那須塩原市（JR東北線那須塩原駅徒歩20分）
2. 千葉県我孫子市（JR成田線湖北駅徒歩25分）
オンライン学習
農場には、日常生活では見られないさまざまな場面に出会います。そこで生まれる疑問は、講師とのやり取り、塾生とのやり取りのなかで解消されることはもちろんですが、帰宅後に浮かぶ疑問点について、あるいはふだんの学校生活で疑問に思うことなど、自由に質疑応答できる機会をオンラインで設けています。
塾生対象
塾生のためのオンラインセミナーは、小学生、中学生別に行います。毎月1～2回、夜19:00～20:00にzoomを活用して質疑応答をします。質問は、当日までに受け付けます。テーマの種類は問いません。
保護者対象
保護者を対象に、子育てや日常生活に関する質疑応答の時間を設けています。塾長（臨床心理士、公認心理士）が担当します。乳児か成人まで幅広く発達相談を重ねていますので、高校生以上の個別相談（カウンセリング等）も受け付けます。